ポーラ・オルビスの研究論文(PO22R055/2010 年9 月21 日)では、28℃環境下ではTRPV4が活性化しにくく、バリア回復が抑制されることが実験的に示されています。
図に示されたTRPV4の分布から、冷却刺激によって複数の細胞種でTRPV4が不活性化される可能性があり、これがバリア機能の一時的減弱と透過性亢進につながると考えられます。
炭酸冷却法による皮膚温の一時的低下(25℃以下) → TRPV4不活性化 → AJ/TJ形成が抑制 → バリア緩和 → 成分導入促進が示唆される。
皮膚温を25℃以下に一時的に低下させることで、TRPV4が不活性化され、ケラチノサイト・マスト細胞・ランゲルハンス細胞などで接着能・バリア機能が緩和され、成分透過性が亢進することが明示される。
*AJ:細胞同士を“ベルト状”に結びつける接着構造/TJ:細胞間の“密閉構造”


